ブライダル寝具の選び方

新居が決まれば、お部屋（寝室）の広さが分かります。

そこでまず考えるのが、ベッドを利用するかしないかです。

まずベッドの場合、毎日の上げ下ろしがなくなるので、管理が楽になります。

少しお部屋が狭くなるのと、今後引越しの可能性があるならベッドは重たいので引越しの作業は大変かもしれません。

もし、ベッドを利用されるならスノコベッドがお勧めです。

パイプベッドは耐久性の問題、合板の板はマットとベッドの間に汗がたまり、管理を怠るとカビが生えやすいという欠点があります。

ただし、スノコなら100％大丈夫！というわけではないので、たまにマットレスをめくり湿気がたまらないようにしてください。湿気取りシートの併用がお勧めです。

ふとんの場合は、毎日上げ下ろしが必要ですが、一つ一つは軽いので寝室を移動する、引越しする場合は簡単に運べます。ふとんを押入れにしまえば、別の部屋としても使えます。

次は、サイズの問題です。

シングル、セミダブル、ダブル、クイーンなど・・・いろいろあります。

ふとんは2年3年と短い期間で買い換えるものではないので、数年先の生活スタイルまで考えて決められた方がいいでしょう。

ゆっくりと寝たいという方は、シングルを2組（体格の良い方はセミダブルくらいあると楽です。）

お2人一緒に、というのであればダブルサイズ以上となります。

シングルだと1人で100cmの幅を使えるのですが、ダブルで2人寝る場合は、１人あたり70cmの幅しかありません。

最近では、クイーンサイズやキングサイズも豊富になりましたが、ほとんどが注文を受けてから製作になるので、納品までに時間を要します。

約1ヶ月くらいかかりますので、早めに依頼をしておきましょう。また、シーツやカバーも別注となることもあります。

サイズも決まれば、いよいよどんなものを選ぶかです。

敷き布団の種類はいろいろあります。綿、羊毛、ウレタン、マットレスなどです。

一般的には、管理が楽な羊毛布団を揃えられる方が多いですが、腰痛などの悩みがあれば体圧分散型の敷き布団など健康に配慮したものもいいでしょう。

実際に寝てみて寝心地をしっかり確かめてください。

 図のように、寝た時に胸部と腰部にほとんどの圧力がかかります。極端に沈みこまないもの、しっかりと身体を支えてくれるものがぐっすり眠れる敷き布団選びのポイントです。

軽くて暖かい、そして管理が楽な羽毛ふとんをお勧めしています。

アレルギーの方でも安心してご使用いただけるタイプの羽毛ふとんも揃えています。

また、年中使える合布団と肌布団のセットタイプもあります。

当店オリジナルブライダルは、全てこちらのタイプでお作りしています。

掛け布団も、実際に掛けてみて保温性、感触を確かめてください。

購入されたあとのクリーニングなどのメンテナンス、サイズ変更などのリフォームも承っています。

羽毛ふとんは、手入れをきちんとすれば永くお使いいただけます。

最近は種類も豊富で、高さもいろいろあります。

「まくら」も　もちろん、試し寝してから決めてください。

既製品でも首・頭の部分が調節できるものを選ばれると、枕が合わなくなった場合に調節ができます。

当店では、オリジナルまくらとオーダーメイドまくらを取り扱っています。

最後は、カバー類です。洗濯することも考えて洗い替えは1枚用意されたほうがいいでしょう。

また、夏用のタオルケットと冬の毛布を揃えられておくと便利です。